足底腱膜炎(足裏の痛み)

なってみると意外に厄介な
足裏の痛みについてです。

とくに立ち仕事やハイヒールを
履く生活習慣で生じやすいです。

【歩行について】
(1)歩行周期
・立脚相:60%
(床に足が触れている時期)
・遊脚相:40%
(足が前方に振り出されている時期)


(2)正常な歩行
・歩幅は約40センチ
・歩数は1分当たり90~120歩
※ちなみに1キロ半歩いた場合、
消費カロリーは100程度です

・歩行中は左右に2.5センチ、
上下に5センチほど重心(骨盤)
の位置が動く

P0798.jpeg
脚長差があるとバランスを
取るために様々な箇所の
筋肉が緊張してきます。
(腰痛、ひざ痛、肩こり)


(3)胼胝(たこ)形成
通常の歩行では踵⇒足底⇒指先
の順に接地します。
a 踵から地面へ

b 足底が地面へ

c 指先で地面を蹴る

歩行はa~cの繰り返しなのですが、
どの時期(部位)が痛むかで
原因を推測することが可能です。

a 踵が痛い
踵は足底腱膜の付着点で、
繰り返しのストレスによって
骨が尖ってしまうこともあります。
またアキレス腱の付着点でもあり、
ふくらはぎの筋肉が過労状態だと
良くありません。
(ふくらはぎの筋肉の延長が
アキレス腱です)


b 足底が痛い
最も多いかと思います。
足裏に胼胝(たこ)が出来て
地面に足を付くのが苦痛に
なることがよくあります。
原因はいくつも考えられます。
・ハイヒール
・偏平足
・ふくらはぎの過労
・下垂足
まずハイヒールですが、
つま先で歩いているような状態
ですので、当然足が疲れます。
ふくらはぎの過労や下垂足も踵を
付かなくなる歩行になります。

続いて偏平足。
これは足の親指がきちんと
働いていないと、足裏全体で
ベタっと着地する歩行になります。
足の親指を動かしている筋肉を
母指屈筋といって、とても
疲れる環境にある筋肉です。
20150509.JPG
疲れている場合は押すと
痛かったり、ゴリゴリ音がします。
親指がきちんと機能していないと、
”小指側”の靴底が磨り減ったり、
胼胝ができたりします。
ストレスが長期化したり靴の種類
によっては外反母趾なども発生。


c 指先が痛い
これはあまり無いと思います。
胼胝は薬指や中指の付け根に
できますが、靴の影響などで
”足の甲側の指先”に胼胝が
できる場合もあります。


【痛みを無くすには】
・靴底が磨り減っていたら
新しい物に交換します。

・ハイヒールを長時間履くのは
なるべく避けた方が良いです。

・ふくらはぎの筋を柔らかく保つ。
アキレス腱を伸ばすストレッチが
簡単で効果的です。

(動画)

・標準体重を超えている場合は
ダイエットする。
(体重が重いほど足への負担も
大きくなってきます)

・自身の歩行を見直す。
踵⇒親指⇒指先
の順に地面を踏んでいるか
再確認するようにします。
例えば薬指に胼胝ができている場合、
踵を付けていない歩行です。
(踵を付けれない原因
⇒下垂足、ふくらはぎの過労など)



スポーツ選手の場合、
こういった補強運動も
必要かもしれません。
(筋力バランス改善)

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