胸郭出口症候群

胸郭出口症候群
(きょうかくでぐち
しょうこうぐん)


舌を噛みそうな名前ですが、
手・指のシビレを引き起こす
症候群のことです。

首~肩こりに加えて
「腕や手・指がシビレる」
という症状は珍しくありません。

なぜなら首~肩周辺には主要な
血管や神経が沢山あるからです。

これらの血管や神経は
筋肉や骨で囲まれたトンネル
のような部分を通過します。

そのため重量物を運んだり、
特定の姿勢をとり続けたりと
いった筋肉疲労によって影響
を受けると考えられます。

【胸郭出口症候群の分類】
■斜角筋症候群■
⇒首すじのところで鎖骨下動脈の
圧迫が生じていると考えられます。
顔を左右どちらかに向けた姿勢
では手首の脈が弱くなります。

<斜角筋の作用>
・首を前や横に曲げる
・呼吸補助

長電話で首を曲げていたり、
水泳や発声練習などで大きく
呼吸運動すると筋肉が疲れます。



■小胸筋症候群(過外転症候群)■
⇒肩近くの胸部の筋肉である
小胸筋が腋窩動脈を圧迫して
生じるとされています。

長時間つり革を掴んでいたり、
毎日大量の洗濯物を干すような
生活習慣(腕を外転させる)
があると生じやすいようです。

スポーツではボールをアタック
したり、投球動作が該当します
(小胸筋の作用)。



■肋鎖(ろくさ)症候群■
これは鎖骨と第1肋骨間による
圧迫です。鎖骨上のくぼみには
分かりにくいですが第1肋骨が
あります。この間を腕の方へと
向かう神経や血管が通ります。
肩こりによる筋肉の過緊張
があると、鎖骨の高さが左右で
大分違っていることがあります。

P084200711151010019.jpg
(肩の高さが左右で違う)



■頚肋(けいろく)■
これは先天的な物で、本来は
存在しない部分に肋骨が生じた
ために圧迫症状が起きてきます。
症状が酷ければ手術で切除する
こともあるようです。

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