座っていると腰が痛い

腰痛には様々な痛みの
パターンがあります。

代表的なのは
”腰を曲げた時に痛い”
というものですが、
今回は動かなくても痛みが
出るパターンについて書きます。

”じっとしていても痛い”
というパターンでは
”座っていられない腰痛”
というのがあります。

これはイスや運転席などに
座っているだけで腰や背中に
痛みが出てくるタイプの腰痛です。

なぜ同じ腰痛でも様々な症状が
出現するのかというと、
それは原因となっている筋肉が
異なるからです。

座っていられない腰痛の場合、
深背筋である”下後鋸筋”という
筋肉に問題が見つかります。


【下後鋸筋:かこうきょきん】
・起始(筋肉の出発点)
第11胸椎~第2腰椎
⇒つまり背骨に付いています。
腰のやや上の方です。

・停止(筋肉の最終付着点)
第9~12肋骨の外側部下縁

・作用(筋肉の働き)
第9~12肋骨を内側に引く
⇒つまり”脇を締める”ような
姿勢で緊張します

長時間同じ姿勢でパソコンや
机に向かっていたり、
運転などで負担が掛かります。

1時間程度なら問題ありませんが、
10時間近く毎日とかになってくると
話は別です。

瞬間的に凄まじい負荷の掛かる
ウエイトトレーニングでいうと
懸垂やラットプルダウンが
該当します。
通常は表層にある巨大な
広背筋が負担をほぼ請け負う
形なのですが、それを超えて
しまうと下後鋸筋にも負担が
生じるようになります。

荷作業などでは片手で荷物を
持ち上げた時などが該当する
かもしれません。


座っていると苦痛ですが、
動いている時の体の曲げ伸ばしは
あまり苦ではありません。
(脊柱起立筋という筋肉が
傷んでいる場合は逆)

片側がとくに傷んでいる場合、
反対側の殿筋(骨盤筋)が緊張して
痛みを出すこともあります。


左の下後鋸筋が傷んでいる
⇒右の中殿筋に痛みが出る

この場合、骨盤にアプローチを
しているだけでは痛みが取れません。
上背部にある下後鋸筋の
緊張を取り除くと骨盤部の
痛みも同時に消えてきます。

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