呼吸器系

誰しもが何気なく行っている
運動に”呼吸”があるのですが、
少し詳しくまとめてみようか
と思います。


【呼吸運動とは】
⇒肺を拡張/縮小させ、内部の
空気を更新すること。
ちなみに肺自体の力で
拡張/縮小するのではなく、
肋骨や横隔膜の動きによって
呼吸運動は行われています。


【吸息運動】
先に述べた肋骨の筋肉
(外肋間筋)と横隔膜の
収縮によって行われます。


【呼息運動】
吸息運動とは異なり、
身体自体の復元力によって
ほとんど行われます。
補助的には肋骨の筋肉
(内肋間筋)が使われます。


【呼吸数】
安静では1分間に15~20回程度が
正常な回数になります。
運動中はもちろん、精神的な
興奮によっても呼吸数は
増加します。


【肺活量】
3つに区分されます。
・換気量
・予備吸気/呼気量
・死腔
換気量とは無意識に行っている
一般的な呼吸のことです。
約0.5リットル

予備吸気/呼気量というのは
”深呼吸”に当たります。
約1.5リットル
とくに予備呼気量は加齢と
ともに減少していきます。
肺の弾力性が減少するため。


死腔は気道に残存する空気で
約0.1リットルのみ。
しかし肺の内部には約1リットル
もの”残気量”があります。
(最大呼気後にも存在)


生理学の勉強は以上です。
ここからは
カイロプラクティック的に呼吸に
関する問題を書いていきます。

その1「呼吸すると背中が痛い」
⇒よくある症状です。
打撲や病気などでなければ背筋の
過労が疑わしく、肋骨の動きを
良くすれば痛みが引きます。
(固まった背筋のせいで呼吸時に
肋骨がきちんと動けない)

施術
・僧帽筋下部
・肩甲挙筋(肩こり筋)
・大円筋
・菱形筋


その2「咳が出る、呼吸が苦しい」
⇒これは何とも言えません。
呼吸器系の病気でしたら
カイロプラクティックの範疇で
なくなってきます。
しかし自律神経(体内の活動を
無意識にコントロールしている神経)
のバランスが乱れても咳が出ると
いわれています(夜間)。
また、不安発作などでも呼吸の
異常が出現します。

とくに病気などが原因でなければ
”鎖骨”を調整します。
鎖骨にも呼吸運動を補助する筋肉が
付着しているので、腕の使い過ぎ
などで凝り固まってしまうと
呼吸しにくいなどの症状が
現れるかもしれません。

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(左の鎖骨が高い姿勢)

施術
・胸鎖乳突筋
・斜角筋群
・肩甲挙筋(肩こり筋)

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